入学式シーズンですね。新入生の皆様ご入学おめでとうございます。
桜や入学式の看板と一緒に記念写真を撮る新入生の皆さんを横目に見ながら、立ち位置が気になって気になって・・・
あんび
桜と一緒の写真だから、桜の木の下に立って撮るのがいいんじゃないの？？
やまて
「桜と一緒に写真に写るように」ってことだけを考えると間違ってはいないんだけどね。撮った写真ってSNSにアップしたり、記念にプリントしたりしたくなるでしょ。その時のこと考えると立ち位置がポイントになるのよ。
そう。桜にかかわらず、大きい建物なんかもあるあるなんですが、写真撮るよーとなった時、被写体の人が桜の真下に近づいていって、カメラ持った人は逆に桜を入れたいので桜と被写体から離れていくパターン。
（すみません、山手は絵心はないのでなんとか汲み取ってください。）
被写体がカメラから離れて背景に近づくと人物はどんどんと小さくなります。小さくなるだけではなく桜の花って人よりも上の方に咲いているので、桜の木の真下に立つと後でトリミングすると人と桜の木（幹）だけになって花が入らないことも・・
ポイントはカメラから見て被写体の人物をどのくらいの大きさで撮りたいか、そして桜の花も入っている構図かということ。カメラを持った人だけが移動するのではなく、被写体の人物も一緒に桜から離れるのがポイントなんです！！！
あんび
桜から離れちゃうの？
やまて
そうなの。写る人たちが桜から離れてカメラに近づくことがポイントだよ。
まず、カメラを持った人が桜が入る位置を決めてカメラ位置を決めます。そのカメラの寄りに被写体（写る人たち）が立つ。その時に、上半身で写るか、全身入れるか、希望に合わせて被写体の立ち位置が決まるので、カメラの人がもうちょっとだけ桜側に立ってーとか、もうちょっとカメラに近づいてーとか指示してあげるといいですね。
逆に他の人にお願いして撮ってもらう時には、一言「全身入れてほしいです！」「足元いらないんで上半身だけで良いです」とか希望を伝える方が良いですよ。
アンビエンテでも、撮影写真を後からキャンバスプリントとかに使いたいと写真をお送りいただいて、桜が入らない・・・カットするしかない・・ってことになることも多いで「被写体はカメラ寄りに」を意識してみてください！
※※歩道などでの撮影は事故の原因にもなります。桜の花を写そうと道の真ん中に立たないようにご注意ください。お写真撮影は安全な場所で行いましょう。
